もりもと税理士事務所の森本友治です。
ヤクルトスワローズファン歴40年
今年は2連覇、そして村上選手61本へ。
続きは編集後記で。
家族や家のあり方の変化
相続対策を進めていく中で
皆が通る道
それが
”実家をどうするか”問題
昔からの本家
田舎の実家
父親が建てた家 etc.
両親と子供がみんなで住んでいた家。
でも、子供達もいずれ巣立つ
大学で都会へ
社会人になったので一人暮らし
結婚して独立した
三世帯同居は年々減少
そして、
65歳以上の者の「子夫婦」との同居
これも減少傾向
参考:平成30年国民生活基礎調査(政府統計)より
一方で、国土交通省が毎年発表している建築着工統計調査
新設住宅着工戸数は2021年85万6484戸
2009年は約78万戸なので微増。
このような統計からみても
実家はますます「余る」傾向が見えます。
実家は継がなければならないのか?
「実家を継いでほしい。」
この傾向は地方に多いのかもしれません。
昔から農家をやっていて。
地元の名士で。
いずれ実家に帰ってきて。
長男だから etc.
ご両親の想いとすれば
親から代々引き継いできた家。
なんとか次の世代へと引き継ぎたい
そんな気持ちが強いのかもしれません。
でも、実家を引き継ぐって結構大変なんですよ。
固定資産税の負担
実家の修繕
庭の整備
蔵の整理
家の物理的な引き継ぎだけじゃなく、
お墓の引き継ぎ
両親との共同生活
そして、介護
肉体的・精神的・金銭的な負担もあるかもしれません。
家を継ぐって、
家賃やローンの支払いがない
子供の面倒も見てもらえる
そんなプラス面もある。
でも、こういった負担な面もあることを理解する必要があります。
自分の価値観で決めつけない
世の中の何となくある「あるべき論」
会社を継がなければならない
親の面倒を見なければならない
きょうだいの面倒を見なければならない
きょうだい仲良くしなければならない
ことばはきれいだし、
親の想いを叶える、
それによる円満な相続。
確かに理想を追求することも大切かもしれない。
でも、継ぐことや責任を負うこと
すべてがその人にとって幸せにつながるとは限らない。
世の中で理想とされる「円満」や「笑顔」
すべての相続がそのような言葉で済ませられるほど単純ではない。
その人の幸せはその人が決めること。
「円満」でなくてもいい。
そんな結論もあるんだと思う。
相続対策を進めるうえで
我々専門家が理想を求めすぎて「思い込み」に陥ることがないように。
それを強く意識するようにしています。
まとめ
でも、依頼者本人がしっかり家族と向き合うこと、
それはできる限りお願いしています。
想いを一生懸命伝え合い、
その結果として
「理想」でなかったとしても、
「それでもいいんですよ」という一言。
そんな言葉を伝えられる専門家でありたいと思います。
【編集後記】
ついにマジック4!
故野村克也氏の監督時代
2連覇はありましたが、日本一連覇は成しえませんでした。
その時の教え子が高津臣吾監督。
我々スワローズファンの夢をぜひ実現してほしい!
そして、村上選手の夢もぜひ見てみたいです。
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