![森本友治](http://souzokusamurai.com/wp-content/uploads/2021/10/80D23EEC-3A8B-4C7F-874A-4EAC2A67136A_1_105_c-200x300.jpeg)
もりもと税理士事務所の森本友治です。
一昨日はヤクルトスワローズが優勝を決めました♪
先発ピッチャーが心もとない中でも。。。
続きは編集後記で。
土地の分け方
![](https://souzokusamurai.com/wp-content/uploads/2022/09/当分割-1024x576.jpg)
そもそも遺産分割協議をする前に財産目録を作ります。
財産目録って簡単に言うと財産の所在や金額の入った内訳。
そこには当然「数値」が入るわけです。
そうしないと、取り分が多い少ない、が分からないですからね。
現預金ならシンプルです。
解約した金額そのものですから。
(最近外貨預金の変動が激しいですが…)
でも、土地、は難しい。
土地には「個性」があります。
売れる土地、売れない土地
使ってる土地、使ってない土地
収益がある土地、収益がない土地
欲しい土地、欲しくない土地 etc.
ケーキを等分に分けるのは簡単。
でも、ちゃんこ鍋を等分に分けるのは難しい。
だって、ちゃんこ鍋はいろんな具材が入っているから。
「お前、肉1つ多いぞ!」
「俺、豆腐食ってない!」
「私、にんじん苦手だから白菜ほしい!」
子供の頃はよう揉めてました(笑)
ちゃんこ鍋の具材のように「土地」に同じ土地はない。
この個性派ぞろいを分けるのは容易ではありません。
土地の評価は「一物四価」
![](https://souzokusamurai.com/wp-content/uploads/2022/09/基準がたくさん-1024x576.jpg)
ちなみに、相続税申告の際は、路線価法・倍率法に基づく相続税評価。
固定資産税は、市役所から提示される固定資産税評価。
どちらも、「売ったらいくら?」の金額ではありません。
土地は「一物四価」とも言われ、
実勢価格
公示地価
相続税評価
固定資産税評価
の4つも基準があります。
評価の目的が違うわけですから、数値が違っても当然です。
本来は「実勢価格=時価」をもって協議するほうがいい。
でも、「時価って・・・?」
売ってもないのに・・・。
つまり、相続時点では確定値ではない。
もちろん、売って、経費払って、残った分を分ける。
これができれば数値上は平等です。
でも、そう簡単に売れるわけでもない。
時価を出すって、結構難しい問題です。
相続税評価は「時価」ではない
![](https://souzokusamurai.com/wp-content/uploads/2022/09/山田畑-1024x576.jpg)
地方の実家
田舎の田畑
そもそも、売れない山・・・。
いわゆる、売却価格<相続税評価、の状態が明らかである土地
このような土地はたくさんあります。
一方で、相続税評価より高い価格で売れる土地もあります。
相続税評価はあくまで相続税の計算をするための評価である。
この点を理解しておく必要があります。
まとめ
【編集後記】
ヤクルトスワローズは現時点で先発で二桁勝っているピッチャ-がいない。
(昨年も最多で奥川選手の9勝)
それでも優勝できたのは、やはり中継ぎ・抑えのピッチャーの踏ん張りによるもの。
先発、中継ぎ、抑え。
夫々のプロフェッショナルが自分の仕事を全うした結果。
相続対策の専門家も同じかもしれませんね。
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